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NO.6  第8話そのわけは… 第9話災厄の舞台

2話まとめてネタバレ感想です。

第8話では、ネズミがNO.6をあれほど憎んでいる理由が判明した。

ネズミが紫苑に見せたいものとは、地下洞窟だった。そこにはNO.6を追われた人々がひっそりと暮らしていた。
そこにいる長老によって、紫苑はNO.6の秘密の一端に触れ、ネズミの生い立ちを知ることになる。

ネズミはNO.6の人間に虐殺された「森の民」の唯一の生き残りだった。

NO.6が建設されたのは、森の民たちが暮らす奇跡的に残っていた豊かな森林地帯だったが、それにはわけがあったのだ。
エリウリアスに守られた土地――森の民は「彼女」を敬い畏れることで、日々の暮らしが守られていた。

その秘密を手に入れようとしたNO.6の人間たちによって、虐殺は起こされたのだった。
エリウリアスとは、いったい何なのか?

あの、寄生バチと関係あることは確かですね。そして、あの歌との関係は……?
どうやらネズミは「歌う者」らしい。

紫苑はネズミと共に、NO.6に侵入することを決意する。力河とイヌカシも成り行きで付き合うことに。。。


で、第9話。
力河のつてでNO.6の高官を拉致して、矯正施設の詳細情報を手に入れるネズミたち。

イヌカシが売春婦のおとり役になって、災難でした。泣いちゃったイヌカシがかわいくて、かわいそう。
慰める紫苑は、イヌカシについて「あること」に気づく。
オレなんて一人称だからって、男だとは限らないわけで。。。

聖なる祝日を前に、街は華やいだお祭り気分にひたっていたが、西ブロックでは怖ろしいことが起きていた。
すなわち「人狩り」といわれる、NO.6政府による無差別の破壊と虐殺だった。

逃げ惑い、殺されていくひとびと。衝撃波のような武器で次々となぎ倒されていく。
ネズミに守られて、なんとか逃げ延びようとしていた紫苑は、赤ん坊を拾いイヌカシの犬に託す。
そんなことをしているうちに装甲車に包囲されてしまい、ネズミと共に捕まってしまう。

ところが、それはネズミの計画のうちだった。
わざと捕まらなければ、矯正施設、沙布がいる区域に入れないと知っていたからだ。

清掃車が列をなして矯正施設へと向かっていく。
車の中身は生ゴミならぬ、生きた人間たち、西ブロックで捕獲された人々だった。
絶望にうちひしがれるひとたちを、ネズミは歌声で元気づける。
しかし、それは一時のなぐさめにしか過ぎないとネズミはわかっていた。

矯正施設についた清掃車は、生ゴミを集積所に投げ捨てるように、ひとびとを奈落の底へと吐き出したのだった。
落ちていくネズミと紫苑――。


矯正施設の現実を見ても、紫苑には変わって欲しくない。
紫苑のままでいて欲しい。

ネズミの願いはかなうのでしょうか?

1クールなので、かなり駆け足になりそうですが、どうやら一気にクライマックスに突入するようです。
次回を待つ。


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テーマ : NO.6
ジャンル : アニメ・コミック

NO.6 第7話 真実の嘘・虚構の真実

うーん……。
先週第6話の盛り上がりはなんだったんだと思えるほど、失速した感のある第7話。
脚本かなあ?
第6話の硬質で、すぱーんとポイントを押さえた雰囲気があったものとはうってかわって、ぬるっとしててなんだか気持ち悪かった。

何が不満かって、せっかくのネズミと紫苑の初キスシーンが、だめだめ。
なんですか、あのとってつけたような。

いらないよ、あんなキスシーン!!(怒)

BLファンに受けようと思って、適当にやってませんか?
なんか間違ってるから!
おかげでこれまでの積み上げが台無しです。

ずいぶん安っぽくなっちゃったな……正直、脱力。。。


しいて見所をあげるとすれば、ネズミがイヌカシを脅迫するシーンか。


というわけで、あらすじは公式サイトそのまんまで、それ以上でも以下でもないので割愛させていだきます。
もうほかに言うこともない。

かなり投げやりで恐縮ですが、感想は以上です。

テーマ : NO.6
ジャンル : アニメ・コミック

NO.6 第6話 密やかな危機

全体にすごくわかりやすい表現をされていた第6話です。

NO.5に留学中の沙布にもたらされた知らせは、やはり祖母の訃報だった。
急遽NO.6に戻ってきた沙布が感じたのはこれまでになかった違和感。
案の定、入国審査ではピカソの画集を没収される。
気落ちしている沙布は、空港で見知らぬおばさんに外から戻ってきたことを言い当てられ……。
雰囲気が違う――沙布の周りに風が吹いている感じだというのだ。

黄昏の家で対面した祖母の遺体は穏やかな笑みを浮かべていた。
「おばあさまは幸せに逝かれました」
係員の言葉にどこか疑念を抱く沙布。
手渡された小さな箱に入っていた遺品はベレー帽と眼鏡だけだった。
あの大切な編み棒がない。

そう言えば、編み棒をおばあさんが取り落としたときに、ちょうどお注射の時間だとか言われてましたが……。

ベレー帽を抱きしめた沙布は、それに何も匂いがしないことに気づく。
見回せば冬だというのに花壇では美しい花が咲き乱れているが、沙布の眼にはまるで造花のように不自然に映る。

「紫苑、どうなっているの、この街は……!?」

NO.5に留学したことで一種の洗脳状態が解けたのか、NO.6にある空々しいほどの秩序に不安を感じて紫苑に連絡を取ろうとするが、彼は重犯罪者として市民登録を抹消されていた。

混乱したまま沙布は、ロストタウンの火藍の元を訪ねる。
そこで沙布は紫苑が矯正施設に送られそうになったことから、西ブロックに逃れていることを知る。

「西ブロックに行きます」と沙布。
「そんなことしたらここには……」
「二度と帰って来れなくても後悔しません!(中略)彼のこと愛してます!!」

いきなりの宣言(笑)
まずは紫苑の母親から懐柔して外堀から埋めていく戦略ですね、わかります。

火藍は沙布を抱きしめ、紫苑はひとりじゃなかったと喜ぶ。

あのぉ……お母さん、紫苑にはネズミがいますけど?(男だからスルーですか? というより、性別どころか、ネズミという名前しか知らないか)

沙布が意外と健気でちょっと泣けた。
でもこれを確認することは忘れなかったですね。

「もうひとつだけ訊いていいですか? 彼の側には誰がいるんです?」
「『ネズミ』……かしら」
「ネズミ?」
「ええ、それしかわからないわ」

火藍の店を出たところで、沙布は待ち伏せしていた治安局に無理やり連れ去られる。


イヌカシの育ての親の兄弟が死んだ。
紫苑は墓堀を手伝う。ネズミは銀貨三枚で葬送の歌を歌ってやるという。
かなりふっかけた模様。
ネズミの挑発に乗っていきりたつイヌカシ。

なんか、イヌカシのネズミに対する態度がかわいくないなあ。。。
母親(犬だけど)のことを侮辱されたことがあるにしても、あそこまでネズミに食ってかかる動機がちょっとよくわからない気がする。


夜――、ネズミの部屋。
ふたりの話題は寄生バチだった。
紫苑は、ネズミに言わないまま、こっそり力河に自分の血から血清を作るために必要な器具を入手してくれるように依頼していた。
それを知ってネズミは激怒する。

ネズミは突然紫苑が座っていた椅子を蹴り倒して、床に転がった紫苑に馬乗りになり首を絞める。

無抵抗の紫苑。

「……おれがあんたを殺すわけがない、そう思ってる?」
「思ってる」
「っ!」

しかし、嘲笑してナイフを取り出すと、ネズミは紫苑の喉元に突きつける。
刃先が喉に触れて血が……。

「余計なことをはするな。時が来るまでじっとしてろ」
と紫苑を脅すネズミ。
「おれがNO.6にとどめを刺すときまでだ」

「なぜそんなに憎む? きみとNO.6の間に何があった」

紫苑の追求を逃れて部屋から出て行くネズミを追う紫苑。


「僕は聞きたい、知りたいんだ! ネズミ!」
また距離が近いっ。

「……おれとNO.6、どちらを選ぶ?」

ちょ…っ、ネズミったら(笑)、「あたしと仕事のどっちが大事なの!?」なんて聞き分けのない女みたいなことを言ってはダメです。そもそも比べるには次元の違う話なんだから。

「あんたはNO.6を愛し、おれは憎んでいる。だからな、おれたちはいずれ敵になる」

「なぜきみは何でも二分するんだ。愛しているか憎んでいるか。敵か味方か。壁の内か外か」

そのとき紫苑はひらめく。

「……そうだ、その壁をなくしてしまえばいいんだ!」

そうすれば内と外の区別がなくなって、NO.6は消滅すると紫苑。
第三の道。

しかしネズミはきれいごとだと切り捨てる。
紫苑は天然だけでなく、頭の中がお花畑認定される。

「絵の具じゃないんだ、混ざりあうなんてできない」

万一、壁がなくなったとしてもそこに現れるのは、無秩序、混乱などだと言うネズミ。



「やってみなきゃわからないだろ。少なくとも僕は、きみの敵にならない。何があっても、殺されたとしても、きみの側にいる」

「きれいごとだ」

「決意だ」

一歩も引かない紫苑に、ネズミは紫苑を通路に残したまま背を向けて部屋へ(もしかして逃げた?)。

蹴倒した椅子を直しどさりと座ると、何か考えるふうにピアノの鍵盤をもてあそぶ。
そのとき子ネズミが火藍のメッセージを届けに戻ってきた。

『沙布が治安局に連行された。助けて! 火藍』

「あの女が……?」

すぐさま紫苑に伝えようと立ち上がったネズミだが、ドアノブに手を掛けようとしたところで迷う。

紫苑が知ればすぐにNO.6に戻ろうとするだろう。自分の命の危険もかえりみずに。

振り返って部屋を見れば、脱ぎ捨てられた彼のコート、ふたり分の食器、読みかけの本、そこかしこに紫苑の気配が濃く残っている。

紫苑を失うわけにはいかない……。

そう決心したのか、ネズミはメッセージの紙片を手の中で握りつぶす。



いやあ、もう、らぶらぶですね。紫苑とネズミは。
どう見ても相思相愛だわ。
さて、次週。沙布はそんなふたりの仲に割って入ることができるのか!?
(え……、そういうお話じゃない?)



テーマ : NO.6
ジャンル : アニメ・コミック

NO.6 第5話 冥府の天使

NO.6では異変が続いていた。沙布の祖母が暮らす「黄昏の家」の看護士が路上で倒れて例のごとく変死する。
年寄りのことを悪く言うからバチがあたったとか?

当局はサンプルとして彼女の遺体を回収し、目撃者たちには簡単な事情聴取に協力するようにと言って……。
口封じにどこかへ連れて行かれたのではないかと想像してます。

沙布はNO.5で楽しい留学生活を満喫していた。
どんなところだろうと思ってたら、南欧風の住み心地の良さそうな街です。
沙布はバリバリの理系のはずなんだけど、なぜか文系の講義を受けているのですねえ。
しかもボッティッチェリだなんて、美学か芸術の講義か。
NO.6では芸術は奨励されてこなかった(紫苑談)なので、沙布は特別扱いなのでしょうか。そうしたものに触れて、沙布はNO.5に来てから少し変わったようです。

さて、紫苑はネズミのところで近所の子供たちに本の読み聞かせをしていた。
あの『幸福の王子』です。
子供たちに食事をさせてやろうとしたり、親切にする紫苑に、ネズミは気まぐれな施しなどするなと言う。
が、実はネズミはその子供のひとりに自分には小さくて着れなくなったセーター(4年前紫苑にもらったもの)を与えていたのを目ざとく紫苑に指摘され憮然とするのだった。
ネズミは言ってることと、やってることが違うところがあって、本当はいいヤツなのにそう思われるのは心外だと本人が考えいるのか、認めたがらないよね。
紫苑はそんなネズミのことを見抜いているのか、それともただの天然なのか、どちらにしてもネズミが隠しておこうと(無意識に?)している本質を、いとも簡単に見抜いてひどく無防備に近づいてきてしまう。
それがネズミにとって意外過ぎて紫苑から目が離せなくなる理由ではないかと。

イヴとしてここのところ毎日舞台に立っているらしいネズミを観たいと言う紫苑に、ネズミは「だめだ!」ときつい口調で拒絶する。

「ここの暮らしに慣れてきたからって、あんたが何も知らないお坊ちゃんだってことにかわりはないんだ。無知で傲慢なNO.6のな」

ネズミのことを理解するなんてできっこないと、イヌカシに大笑いされる紫苑。
犬洗いのバイトにはレギュラーで入ってるみたいです。
そこへ力河がやってきてNO.6で起きている異変について何か情報がないかと言う。
イヌカシは矯正施設からの物資を横流しして金儲けをしていて、その関係でNO.6の中でのできごとにも詳しいらしい。
紫苑にはすぐにそれが寄生バチの事件だとわかる。
しかし、冬にも寄生バチが活動するとは思ってもみなかった。

イヌカシに寄生バチについて知っていることをぜんぶ話せと詰め寄られ、紫苑は自分が寄生バチからネズミのおかげで生還した事実を告げる。
「ネズミに知らせなきゃ……!」
春を待たずに寄生バチが活動をしていることに焦る紫苑だった。

ネズミに一刻も早く伝えるために、紫苑は力河に連れられてイヴが出ている劇場へと向かう。
おりしもハムレットの最終日で観客が詰め掛けている劇場。なんとか劇場に入ることができた紫苑は、舞台上の美しいオフェーリアを演じているイヴ(=ネズミ)に目が釘付けになる。
ネズミは舞台から二階席にいる紫苑に気づき……、一瞬素に戻りそうになったものの、そのまま演技を続けようとしたそのとき。

草原を風が吹き抜けるイメージが広がる。

ちょうどその頃、NO.5で生まれて初めて美術館を見学していた沙布は一枚のステンドグラスの前で、感動のあまり立ち尽くしていた。

同じく舞台の中央で立ち尽くしたネズミは、女(エリウリアス)の歌声を聞く。
(もう出てきちゃった、エリウリアス。原作もそうだったっけ?)

カットバックで沙布も歌声を聞いているらしい表情。


なぜかこのふたり、シンクロしてるんです。
そして倒れるネズミ、沙布。


草原。
仰向けに横たわっているネズミの耳に女の声が聞こえる。

『おいで……』
「誰だ」
『こちらにおいで。お前に歌を伝えよう』

上空をハチの群れが飛んでいる。

「やめろ……」

いつの間にか、子供に戻っているネズミ。

『お前に歌を伝えよう。生きていくための歌を。……捧げ、讃え、鎮めるための歌を……」

どんどん増えるハチの群れ。赤い空をバックに飛び回る。
地面がコールタールのようになって、ネズミの身体を飲み込む。

「嫌だっ、助けて! 誰かっ……紫苑!」

延ばした手を紫苑につかまれて、意識を取り戻すネズミ。

「だいじょうぶか!? ぼくがわかるな?」

紫苑、近すぎっ! そんな接近したまま叫んだら、ネズミに唾とんでるってば。

「……なんとかな」と、
オフェーリアの衣装とメイクのままのネズミ、ベッドから起き上がる。

「あんたが運んでくれたのか……」

「3プラス7は?」
「……はぁ?」
「3プラス7は!?」

「10……」憮然と応じるネズミ。
次に掛け算も答えさせられ、さらに質問をつづける紫苑を不機嫌そうに「もういい!」とさえぎって、

「なぜ劇場に来た。あそこの客はけだものだらけだ。それこそ、あんたなんかひとくち――」

ベッドから立ち上がったが、次の瞬間倒れそうになるネズミをあわてて紫苑がささえる。

も、萌えた……!
女装萌え要素って、自分にはなかったはずなんですが、このネズミはイイ!

紫苑に劇場に来るなとネズミが言ったのは、紫苑の身を案じてのことだったんですね。
ネズミを気遣う紫苑を力まかせに突き飛ばして、はっとするネズミ。

「あのとき……きみに何が起こったんだ」

「風が吹いたんだ。そして……」


「――歌が聞こえたの」と、NO.5の沙布。

どうやらネズミと沙布は同じ体験をしていたよう。
沙布は、紫苑が「ネズミ!」と叫んだ声まで聞いたらしい。

そこへ、沙布にすぐにNO.6へ帰るようにとの連絡が入る。
彼女の祖母の身に何かあったようです。


ネズミが舞台上で倒れたとき、てっきり寄生バチのせいだと紫苑は思っていたのだった。
倒れたのは寄生バチのせいじゃないというネズミの言葉に紫苑は安堵する。
一方、冬でも活動する寄生バチの情報を得て、上機嫌になったネズミは紫苑の手を取りダンスを教えてやると、強引にワルツのステップを踏み出す。

最初は引きずられていた紫苑だが、そのうちネズミのリードについていけるようになって、なぜか見つめあいながら踊るふたり……。
ネズミの部屋の中だったはずが、荒涼とした西ブロックを背景に踊るふたりのPVみたいになって。


結局へとへとになるまで踊らされた紫苑。

「それで? 体力も運動能力もきみの方が上だから、余計な心配はするなって言いたいのか」
「まあな」

と、とつぜん椅子から立ち上がり、ネズミの首筋を素手で押さえた紫苑にネズミは驚愕して目を見開く。もしこれが素手でなくてナイフだったら、ネズミは死んでました。

「ここから、あいつが出てくるんじゃないかと思った……」
(中略)
「他の誰よりも、きみを失うことが怖い。嘲笑おうが、軽蔑しようが、……それが本音だ」

紫苑から聞きようによっては熱烈な愛の告白をされているというのに、硬直したまま言葉もないネズミ。

――こいつは、……いったい誰だ?

夜、ベッドの上で眠れないネズミ。隣ですやすや眠るシオンを見つめている(あ、こっちはソファですが。同じベッドではありません、念のため)。
子ネズミたちが紫苑の上で寝ていてカワイイ!

「避け切れなかった。急所を許した。このおれが、やすやすと捕まった。何も知らなかったのはおれの方なのか……?」

――紫苑、あんたいったい何者なんだ……



NO.6の温室育ちのひ弱なお坊ちゃんかと思ってたら、ネズミにも想像のつかない動きをみせる紫苑。

ますます目を離せなくなってしまったネズミです。

BL展開を期待してるわけじゃないけど、なんか狙ってるのか、いちいちあざと過ぎる(笑)


テーマ : NO.6
ジャンル : アニメ・コミック

NO.6 第4話 魔と聖

西ブロックの生活は紫苑にとっての常識を覆すものだった。

ネズミの後ろを追って市場に足を踏み入れた紫苑。

「ねえ、わたしと遊ばない?」

見知らぬ女に路地にひっぱりこまれたボケボケ紫苑は、いきなり唇を奪われ……!
びっくりして女をつきとばして、自分は転んだ先には老婆の死体が。
しかし女は死体がどうしたと平然としている。

「悪いが返してくれないかな」

と、そのときネズミが紫苑を見つけて割って入る。

「そいつ、おれのなんだ」 (ぎゃっ!!!!!)

「ふん、どうりでね」

ちょ……、彼女妙に納得しちゃってるよ(笑)

だけどキスの分は払えとせまられ、迷うことなく女に口づけるネズミ。

「……釣りはいらないよ」

ふふ、そんなネズミが好きだ。

一方、ネズミに助けられた紫苑はまだ状況がよくわかっておらず、「あの女のひとは……?」

「娼婦だ」と、こともなげに言うネズミに、初めて口にする単語のように紫苑は「娼婦……」と繰り返す。
紫苑のこれまで世界にはなかったものだったようです。

事なきを得たかと思えば、紫苑たちを追ってきた柄の悪そうな男がふたり。
「さっきの女の代金、あれで済んだと思ってるのか?」
彼女本人はネズミのキスでちゃら、みたいだったけど、元締めはそうはいかなかったようで……。

ネズミと紫苑を見て、「ほう、こいつは上玉だ」「おれたちと遊んだらちゃらにしてやるぜ?」(マジですかっ)

……どんどん怪しい方向へ(わくわく)

ネズミ、男たちを殴り蹴倒し、紫苑を連れて逃げる。

「ネズミ、これが世界の本当の姿なのか?」
「こんなもん序の口だ」

「でも、きみが言うのと少し違った。きみはまたぼくを助けてくれた(にっこり)」
「……っ!(ぷいっと横を向くネズミ) 自分の身を守っただけだ」

まあ、なんだな。こんな天然ボケボケの紫苑相手じゃ、ネズミでなくても調子が狂うって。

紫苑の母、火藍にネズミ便で教えられた知り合いで元新聞記者、力河の所を訪ねる。
ネズミを見て、「イブ!」と驚く力河。
それで紫苑は、ネズミがイヴという芸名で舞台役者をしていることを知る。

力河は、NO.6の高官たちに女を斡旋してぜいたくな生活をしていた。

「何ならおまえも加わるか?」
「あいにく女をかき集める趣味はない」
「そうじゃない。おまえならいくらでも稼げると言ってるんだ」

ハッとする紫苑。こんどは何の話かわかったようです。

「おれに客を取れって言ってるのか。……おっさんだいじょうぶか、アルコールで頭がおかしくなってるんじゃないの?」
挑戦的な視線で言い返すネズミのかわりに、紫苑がブチ切れて力河にとびかかる。
「よくもそんな卑劣なことが言えるな! ネズミに謝れっ!!」

力河を締め殺しそうないきおいに、ネズミが紫苑を羽交い絞めにしてとめる。
「なに興奮してんだよ」
「バカっ……! ……きみを、侮辱した……ひどいことを言った……! きみはなぜ怒らないんだ。バカだよ……ぼくは悔しい」

涙ぐむ紫苑に「他人のために泣いたりするな。泣くのも戦うのも、自分のためにやれ」
そう言って、なぐさめるネズミ。「さあ、帰ろうぜ」と、紫苑の肩を抱く。

と、部屋に散らばった写真の中に、ネズミは知っている男の顔を見つけ「この男……」とつぶやく。


雨の中、たたずむネズミ。眼下では巨大なクレーター(?)に水がたまっている。

部屋に帰ってきても無言のネズミに、紫苑は何かわかったのか知りたがるが、「他人のことを知ろうとするな」と突き放す。
情が移ったら、敵になったとき殺せなくなるから、と。

そこへイヌカシの犬がやってきて、紫苑に犬を洗う仕事の伝言を持ってくる。


イヌカシはネズミと紫苑とのやりとりから、ネズミが彼に執着していることを知ってひそかに驚く。

ある夜、育ての親の犬をけなされたことを根に持っていたイヌカシは、ネズミに報復しようと犬たちを仕掛ける。
犬を振り切って、イヌカシの喉元にナイフをつきつけるが。

そこへ帰りの遅いネズミを心配した紫苑が現れる。

「どうする? おれの喉を切り裂いて、死体をあいつに見せるか?」

イヌカシの言葉に一瞬ひるんだネズミの隙をついて、イヌカシはネズミの拘束を逃れる。
「おまえはもういままでのおまえじゃない」と、イヌカシ。

「やっかいな荷物を背負いこんじまったなあ。じゃ、あばよ」
捨て台詞で犬たちと姿を消すイヌカシだった。


そしてNO.6の壁がそびえる夜景をバックに、ネズミとふたりきりで残された紫苑の告白タイム。

NO.6にいる母さんを忘れることは出来ないけど、ここで生きていきたいと。

「理由は?」と、冷静に問いただすネズミ。

「きみに惹かれている」


臆面もなく、なんてストレートな……。さすがは天然ボケボケの紫苑。

「……紫苑、まえから気になってたんだがな。あんたの言語能力はチンパンジー以下だぜ?」

「どういうこと?」

それには答えないネズミ。でもちょっとうれしそう?


他人と関わらないなんて言いながら、どんどん紫苑の天然ぶりに引き寄せられていくネズミでありました。














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